司法書士試験の勉強は択一だけではなく、記述もあります。

択一と違って、記述はうまくいかない。
時間がかかるし、何を書いていいかわからない…
おすすめの勉強方法を知りたい
という記述が不安という方もいると思います。
今回の記事では、実際に合格者に聞いた、合格者も使っていたおすすめの講座や独学者向けの参考書を紹介します。
記述を解けるようになるにはまずは雛形を暗記!

記述ができるようになるにはまずは何から始めたらいいですか?

まずは雛形を暗記することが第一段階。
司法書士試験の記述は、申請書の内容を書かせられるため、基本的な申請書の雛形を暗記する必要があります。
まずは雛形を覚えなければ何の登記をどの順番でやるかわかっても、解答を書くことができません。
予備校の講座を取っていれば記述のテキストに雛形の記載があったり、雛形集というテキストがあると思うのでそれをまずは徹底的に暗記をします。
独学の方は以下の雛形集で雛形を覚える方が多いようです!

上記のオートマシリーズとLECの雛形集が多くの合格者も使っていておすすめです!
記述をできるようになるには、まずは問題を解く前に基本的な雛形を暗記する
記述の解法の仕方を学ぶ


予備校の入門講座では雛形を暗記していることを前提に記述対策も併せて行っていくことが多いと思います。
等を一から説明してくれると思います。(私が受けた伊藤塾の入門講座
にはありました。)
記述の解法を学ぶことで暗記をした雛形が生かされます。
独学の方におすすめな解法本は以下です。
独学で解法を参考書で学ぶのであれば上記のシリーズを利用する方が多いです。(ほかにあまりない……)
また、単発で予備校の講座を取るのであれば、Wセミナーの姫野講師の講座も評判が良いと聞きます。
記述に特化した講座なので、問題文の読み方から、メモの取り方、問題の解き方などゼロから学べる講座になっています。

雛形を覚えたら、記述の解法を学ぶ
雛形・解法を覚えらたら、問題を解きまくる

本番の試験では、単発の申請書を書かせることはありません。
複数の登記を連件で書かせます。そのため、どの登記をどの順番でするのかを演習を通して学んできます。
また、午後の記述は時間制限のある中で行っていくため、自分の問題の解き方をブラッシュアップする必要もあります。
予備校の記述対策講座でおすすめなのは、ダントツで伊藤塾の記述対策答練です!

記述対策に定評のある山村講師が担当していて、本試験に近い質の高い問題を解くことができます。しかも、大手予備校にも関わらず、他の大手予備校の半額位の価格で安いのも魅力的なポイントです。
ある程度記述に自信がある方で論点盛沢山の難しい問題を解きたい方には、
出題予想を兼ねている伊藤塾の蛭町講師の記述対策講座がおすすめです。
受けた人の誰もが本試験より難しく、これが解けるようになれば本試験でも十分通用するレベルと言います。
独学で勉強する方には、以下の問題集を使用される方が多いです。
独学の人に聞くとオートマの記述問題を解いたと聞きます。
また、伊藤塾のうかる記述式の実践力編も併せて解いたという方もいました。
(先ほど紹介したのは基本編なので間違いないように!)
最後に雛形・解法使って、演習でブラッシュアップしていく
司法書士試験記述対策まとめ
予備校を使う人も独学で勉強する人も、使う講座やテキストは違えど、上記の流れで勉強をすれば、必ずできるようになります。
ただし、記述ができるようになるには時間がかかります。
雛形を覚え、解法を学び、自分なりの解法方法を定着させるまでには時間がかかるからです。
だからこそ後回しにせず、早めに少しずつ記述対策をすることをおすすめします。
記述が苦手な方、記述対策に不安がある方はぜひ参考にして、取り組んでみてください!