【書評】「ヤバい集中力」が良書すぎておすすめ!集中力を上げたいビジネスパーソン・受験生は今すぐ読むべき本

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集中力がもっとあったら良いのに

私と同じように、集中力がもっと欲しいという方は多いと思います。

  • もっと集中して勉強したい
  • 途中で集中力が切れてしまう
  • 目の前のことに集中して効率良く作業したい

と思う方にとっておすすめな本に出会いました!

それは鈴木祐さん著書の「ヤバイ集中力」です。

鈴木祐さんの「ヤバイ集中力」は最新の脳科学や心理学の研究結果に基づいて書かれているので、確かな裏付けがあり、個人の体験談的な集中力本より遥かに優れています!
集中力を上げたい方にはまじでおすすめとなっています!

目次

集中力の本質からしっかり学ぶことが出来る

そもそも集中力とは?

集中力とはそもそも何かご存知ですか?
目の前のことに没頭できる1つの能力位しか考えていませんでしたが、「ヤバい集中力」では、集中力を以下のように説明をしています。

集中力とは、自己効力感・モチベーション管理能力・注意の持続力・セルフコントロール能力等が絡み合った能力であり、単一能力でない

  • 自己効力感=自分は難しいことでもやり遂げられると思える能力
  • モチベーション管理能力=やりたくないタスクでもやる気を出す能力
  • 注意の持続力=目の前のことにひたすら意識を向ける能力
  • セルフコントロール能力=他の事に意識がいかないように自己を律する能力

「ヤバい集中力」では、上記のように集中力の本質の説明があり、より集中力について理解しやすくするために、「獣(本能)と調教師(理性)」という比喩を使い具体的に説明が書かれています!

集中力アップには、「獣と調教師」を上手く使いこなせ

集中力は50%は遺伝で決まるそうです。
でも、残りの50%は後天的に上げることが可能です。
集中力を上げるためには、「獣(本能)」と「調教師(理性)」の特徴を知り、能力を活かす方法が「ヤバい集中力」には書かれています。

獣の特徴

  • 難しいものを嫌う
  • あらゆる刺激に反応する
  • パワーが強い

調教師の特徴

  • 論理性を武器に使う
  • エネルギー消費が多い
  • パワーが弱い

集中力を上げる3つの教訓

それぞれの特徴を理解した上で、使いこなすためには、3つの教訓を肝に銘じておく必要があります。

集中力アップの3つの教訓

  1. 調教師は獣に勝てない
  2. 集中力が得意な人など存在しない
  3. 獣を導けば莫大なパワーが得られる

3つの教訓を肝に銘じずに、テクニックだけに走ってしまうと大した効果は得られません。集中力を上げることは簡単ではないことを頭に叩きこんでおくことが大事なんです。

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「ヤバい集中力」では、そもそも集中力がなんなのか分からずにテクニックのみの本とは違い、集中力の本質から学ぶことができます。

集中力を上げるライフハックが詰まっている

序章で集中力の本質を理解した後に、「獣(本能)と調教師(理性)」を使いこなして、集中力を上げる45のライフハックが紹介されています。

これを見るだけでも「ヤバい集中力」の内容の濃さがわかりますよね?
自分が取り組みやすいものから初めても良いのですが、正直これだけ多いと迷いますよね⁉
本書ではそんな方のために、実践ロードマップがあります

データ上効果が高く、簡単に実践できるテクニックから順にレベル0からレベル7まで組み立ててくれています!

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多くの本がテクニックを紹介しただけのものに対して、実践しやすくロードマップまであるという点もとても良いですよね。

最新の信頼度の高い研究論文を元に執筆されている

昔は正しかったが、今は間違っている研究結果って結構ありますよね⁉
鈴木祐さんの著書の素晴らしいところいつも最新の研究論文を参考に執筆されている点です。

そして、近年の発表された研究論文の中でも信頼度の高いものを厳選しています。
巻末には参考にした参考文献が10ページにもわたって記載されていて、「ヤバい集中力」が科学的根拠を元に書かれているのが分かります。

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しっかりとした根拠のある点で信頼性の高い1冊になっています!

読みやすい構成と分かりやすい具体例

「ヤバい集中力」は、最初に集中力の本質について序章で書かれていて、次に集中力を上げるためのライフハックが1章から3章で獣(本能)編、4章から6章で調教師(理性)」編で書かれていて、読みやすい構成になっています。

集中力の本質を最初に学ぶことで、その後の獣(本能)編と調教師(理性)編とそれぞれのライフハックに分かれているので、体系的に理解が出来ます。

ただ役に立つライフハックを片っ端から書かれているよりも、体系的に学んでいけるのが良かったです。

また、最新の研究論文の結果をただずらずらと書かれているのではなく、理解しやすいように具体例と混ぜて書かれているので飽きずに読むことができます。

  • 集中力を「獣と調教師」と例える比喩
  • 読者に当てはまりそうな事例
  • 数字のみでは想像しにくい事例を具体的に置き換えて説明

と読者が途中で離脱しにくいように書かれています。

鈴木祐さんは何者?

元出版社勤務のサイエンスライターで、企業のコンサルやリサーチなども行う傍ら、PV250万超えのパレオな男というライフハック系のブログを運営。

最近ではメンタリストDaiGoさんのリサーチ協力なども行っています。

鈴木祐さんの集中力は凄まじく、毎日以下の作業を行っているそうです。

  • 平均15本の論文と3冊の本を読む
  • 2万から4万の原稿の執筆

筆者の鈴木祐さん自身が凄まじい生産性は、集中力の根本的な理解と本書に書かれているテクニックが役立っているそうです!
常に論文を読んでいることから、科学的根拠のある信頼度の高い本が執筆できるんですね。

書士ろぐ
筆者鈴木祐さん自身が「ヤバい集中力」を発揮して、常に高い生産性で仕事をされていることで更に説得力が増しますよね!
てか、毎日この作業量はやばいな……

まとめ

集中力の本質から集中力を上げるライフハックが書かれているので、集中力上げる本はこれを読んでおけば他はいらないと言えるくらい充実しています。
45も集中力を上げるライフハックが書かれているので、自分の実践しやすいところから始められる上に、ロードマップまであるので至れり尽くせりです。

また、「ヤバい集中力」は他の集中力アップ本とは異なり、最新の信頼度の高い科学的根拠を元に執筆されている点で、他の本とは一線を画しています。
サイエンスライターとして日々論文を読んでいる鈴木祐さんだからこそ書ける1冊だと思います。

集中力アップしたいという方は間違いなく買って損しないです!

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