発売当初、Amazonの司法書士・資格部門で1位になり、在庫切れをしていたほどかなり売れている松本先生のリアリスティック不動産登記法!
参考書は自分との相性などもあるので、少し使ってみてその良さや微妙な点が分かったりしますよね。
実際に使ったみて分かったリアリスティック不動産登記法について記事にしてみました!
松本先生のテキストは著作権を一部フリーにされていて、引用がかなり出来る取り組みが素晴らしいと思います!
お言葉に甘えて今回はガンガン写真で利用させて頂きます!
他の講師や出版社も、この宣言してくれないかな…。
— 松本雅典(司法書士試験講師) (@matumoto_masa) October 18, 2017
「勉強しているよ~」って、テキストの表紙や開いているページを撮った写メをTwitterやインスタに載せたい受験生の方も多いと思うんですよ。
それが違法で、できない現状って…。
https://t.co/yTp54kO40S
リアリスティック不動産登記法良かった点
テキストを読みながらアウトプットできる工夫がされている
個人的に1番気にいったのが、テキストの書き方です!
テキストを読んでいると、どうしても漫然とした読み方になってしまうことも少なくないと思います。
ですが、リアリスティック不動産登記法は読みながら自分の知識がアウトプットできるように工夫された書き方をされているんです。
例えば、こんな感じ。

そう質問投げかけるような書き方をしていて、途中で読むのをやめて、一度自分で考えてから読み進めやすいという特徴があります!
まさにテキストで予備校の授業を受けている感じですかね 言いすぎかな?(笑)
ただ、これによってメリハリが出来て、テキストを使ってアウトプットもしやすいのは確かです。
暗記をしやすい工夫が多くされている
例えば、定番中の定番ですが、ゴロが書かれています。

こんな感じ
ゴロは、暗記をしやすく記憶にもインパクトがあって残りやすいというメリットがありますよね。
たまにこれは無理やり過ぎるだろと思うものもありますが(笑)、こういう工夫がされているのもいいです!
根抵当権の債権の範囲が雛形ごとに毎回違うというのも良いと思いました。

自分がもっている予備校のテキストは基本金銭消費貸借契約のみしか債権の範囲で書かれていませんが、このように毎回違うと債権の範囲が設問の1問として出たときに記憶に引っかかって答えが出せる可能性が高くなりますよ
参照ページの記載がある

参照ページが記載されているので、わざわざ自分で書いたり、該当ページを探す必要がないので便利です。
リアリスティック不動産登記法の残念な点とは?
コンパクトにまとまっていない
この本の良いところは思い出しやすいように説明がたくさん書いてあります。
逆に言えば、人によっては説明よりももっとコンパクトな表などを使って1Pにまとまってた方が良いのになーと思う方もいるかもしれません。
コンパクトにまとまっていた方が良いという方は、伊藤塾の3300のような説明が少なくて、まとまっているタイプの参考書の方が良いかもしれません。
まとめ
松本先生の入門講座は受けたことがないので、どんな講義かは知りませんが、今回紹介した松本先生のテキストは自分にとってはとても使いやすいと思いました。
特に文章の書き方が工夫されているので、淡々と文字が書かれた参考書よりも使いやすいです。
特に初学者の人が使うということであればおすすめの本だと思います。
