様々な出版社から様々な六法が発売されているので、司法書士試験の勉強をするうえで、どの六法を購入すれば良いか悩む方もいると思います。
そんな方のためにこの記事では選ぶべき六法をの絞り込みとそれぞれの特徴を簡単に説明したいと思います。
司法書士試験におすすめ六法3選
六法を選ぶにあたって、重要なことは司法書士試験の科目に対応する六法を購入することです。
実は、六法によっては、司法書士試験の科目の条文が載っていない可能性があります。
例えば、コンパクトなデイリー六法などでは、登記令や司法書士法が載っていません。
そのため、必然的に司法書士試験の科目に対応している六法以下3種類がおすすめです。
司法書士試験合格六法
LEC専任講師森山先生が監修している六法で、司法書士試験に必要な条文だけが網羅されています。
自宅以外で勉強する方にとっては、重すぎたり、大きすぎると不便ですが、こちらの六法はコンパクトで持ち運びがしやすいです。
ただし、判例や先例は載っていない点と参照条文が載っていません。
読み手が使いやすい工夫もされていて、条文の文字は大きく、2色刷りで見やすくなっています。
また、読みにくい条文のかっこ書はフォントを小さくされていて、グレーの網掛けをしていしているのもおすすめできるポイントです。
- 司法書士試験に必要な法令を網羅
- コンパクトで持ち運びしやすい
- 文字が大きく、読みやすい設計
詳細登記六法
登記実務でも使える登記六法。
司法書士試験に必要な法令・判例・先例等がすべて網羅されているので、情報量は一番マッチしています!
先例集が別冊で付いてきます。
ただし、網羅されている分、分厚く重いので、持ち運びには向いていません。
また、一色刷りなので、判例と条文が見にくいですが、文字は大きめです。
特徴1 | 司法書士試験に必要な法令を網羅 |
---|---|
特徴2 | 判例・先例有り |
特徴3 | 登記実務でも使える |
有斐閣の判例六法Professional
こちらも司法書士試験で必要な条文はほぼ網羅されていて、判例六法なので、判例が充実しています。
判例と条文が二色刷りで見やすいですが、判例が多いため、重く分厚いのでこちらも持ち運び用には適さないです。
項目名 | |
---|---|
特徴1 | 司法書士試験で必要な法令はほぼ網羅されている |
特徴2 | 掲載判例は登記六法より多い。 |
特徴3 | 条文・判例の二色刷りが見やすく、索引が便利 |
まとめ
情報量を重要視するのか、コンパクトさを重視するかでどれを選ぶか変わると思います。
ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください!