司法書士試験の講座って大手予備校だとどこも高いですよね。
司法書士の講座を受けて勉強しようと思っても、大手予備校の講座の価格を見て高すぎて断念して、独学でやっているという方も少なくないはず。
でも、大手予備校以外なら安く講座を受けれる予備校もあるんです。
その中でも資格スクエアの講座が激安だったので、資格スクエアについて調べてみました。
Contents
なぜ資格スクエアは安いのか?

資格スクエアでは、講座費用が安くて有名ですよね。
当たり前ですが、講座を安くできるには理由があるんです。
資格スクエアでは、完全オンライン予備校で、校舎はありません。
なので、そこら中に校舎があるとかかる人件費や校舎を維持するのにかかる費用等がカットできるわけですね。
また、広告宣伝費も大幅にカットしてるみたいです。
この2つのコストカットによって、講座が安くても利益がでるから提供できるわけです。
質が低いから授業料が安いわけじゃないんだね
資格スクエアの司法書士講座を担当する三枝りょう講師とは?
2018年合格目標 初中級者向けガイダンス |司法書士講座
担当講師は15年以上の講師キャリアを持つ三枝りょう講師です。
以前は、LECやクレアールで教えていた講師だった気がします。
講師業は受講生の評価が良くなければ続けることは難しいのは事実。
さすが、長年講師業をされている三枝講師。資格スクエアの無料講義を視聴してみましたが、聞き取りやすい声で説明の仕方もメリハリがあって聞いていてストレスを感じませんでした。
資格スクエアの無料会員登録をすることで、「民法第1回1/3」や「不登法第1回1/3」を無料で視聴することが出来るので、気になった方は一度視聴して見ることをおすすめします。
資格スクエアの司法書士講座のコースと費用とは?
初学者コース

初学者コースの費用はなんと201,700円(製本テキストは別売り)
大手予備校だと入門講座は30万円以上するのが当たり前なので、製本テキストを付けなければ、大手予備校に比べると安いですよね!!!
しかも今申し込むと「AI(人工知能)」が資格試験の問題を予測する日本初の『未来問』がもらえます。
つまり、資格スクエアではAIを使って2021年度に出題される問題を予測させて、出題可能性が高い問題集を作っているそうです!
作成しているのは択一問題で、2021年5月にリリースされるそうです!
AIで問題を予測させるのは最先端をいってますね~
また12月限定特典として、「難関試験の一発突破術」講座が付いています。
内容は、司法試験予備試験、司法試験、公認会計士合格の実績を持つ勉強法研究家のjiji講師が効率の良い勉強法について教えてくれる10時間分の講義となっています!
資格スクエアの魅力・メリットとは?

講座の安さだけではなく、資格スクエアの魅力やメリットをここでは紹介していきたいと思います。
テキストはオンラインで編集が可能?
資格スクエアではなるべく経費を省くために、ほとんどがオンライン対応になっています。
そのため、テキストもオンライン!

実際の講義画面はこんな感じで、テキストはこのように表示されます。
オンラインテキストはマーカーを引くことはもちろん、不要な部分はカットすること、条文はリンク付ですぐに確認することもできます。
テキストがオンライン化されていることで重たいテキストを持ち運ばずにどこでもさっと勉強できるところはメリットですね!
※持ち運びたい場合はテキストを印刷することもできます。
ネットがつながるところであればスマホでサクッと隙間時間に確認するには良いけど、やっぱ紙のテキストが良いという方は別途紙の製本されたテキストをオプションで付けることも可能です。
オンラインでも簡単に質問ができる環境
予備校に通ってライブ授業を受けるという方は、おそらく講師に直接質問がしやすいからという理由もあると思います。
資格スクエアみたいにオンラインだと質問が出来なくて不便なんじゃないかと思いますよね。
資格スクエアでは、講義中に感じた疑問は、講義画面の「質問をする」からワンクリックで質問可能です。

ワンクリックで質問できるのは便利ですよね。
しかも、右上の「みんなの質問を見る」押すと、他の方がされた質問を表示させることが出来ます。
他の方の質問が共有されていることで、自分が疑問に思ったことなどがあれば、質問せずとも解決できることもあるかもしれないので、このように質問が共有されているのは良いですね!
また、この方法以外にも講師の先生方に加え、司法書士試験に精通した資格スクエアの専任スタッフにも質問がメールや電話でできるようになっています。
効率よく知識を身に着けることが出来るオンライン教材
・択一9000肢問題集
平成28年間分(9,000肢)・最新10年間分・Aランク問題(約5000肢)・Bランク問題(約3000肢)が収録されている問題集。

「もちろん○」「たぶん○」「たぶん×」「もちろん×」の四択から解答することができ、自分のり理解度を確認、曖昧な理解の問題を復習対象として認識が可能です。
2回目からは、「その人の理解度×全体の正解率×前回問題を解いた日時」より復習の優先順位が高い問題より提示されるから優れもの。
以前無料登録するだけで試しにできる特典をやっていたので登録してやってみましたが、スマホで隙間時間にサクッと出来て良かったです。

スマホの画面だとこんな感じです。
曖昧に覚えた知識を着実に自分のものにしていくことができるし、スマホでゲーム感覚でサクサクと解けるので良い感じでした。
・穴埋め式先例集

チェックシート方式で【不動産登記法約1400例・商業登記法約400例】の先例が講座内に搭載。
重要部分が穴埋めになっていて、暗記カードのように何度も復習できるようになっています。
・書式雛形集

記述対策用の雛形集もあります!
不動産登記法は約130例、商業登記法は約150例収録。
合格時10万円返金保証制度

資格スクエアでは、平成31年本試験に合格された方に10万円が返金されます!
条件は、以下の通り。
①本試験に合格すること
②勉強法や択一・記述式対策、講座の感想など、次年度の受験生への応援メッセージを書ける方
合格して10万円手に入れるという1つのモチベーションにもなりますし、何もせずに10万円分予備校代をペイ出来るのは良いですよね!
司法書士の研修はお金が結構かかるので、研修費用に当てることだってできます。
他の予備校にない制度が、模試代金負担制度!

模擬試験代金負担制度とは、資格スクエアの司法書士講座受講生の模試代を2回分負担してくれる制度!
というのも資格スクエアの講座には模試が含まれていないからなんです。
模試がない代わりに他校の模試を2回分負担してあげるよってことみたい。
自社で模試を開催するよりも他校の模試を受けてもらって、その分負担する方が無駄な経費がかからなくてコスト削減できますもんね。
条件は以下の通り。
試験日が2018年1月~6月(2019年プランにつきましては2019年1月~6月)に開催される模擬試験
・模擬試験2回分まで代金を負担
・模擬試験単体のみが対象となり、付随する講座などは対象外
・受験票と受験料の支払いを証明する書類を提出できる模擬試験
つまり他校の直前期模試ほとんど対象ってことですね!
資格スクエアのデメリット

やっぱりメリットがあれば、デメリットもあるんです……
自分が個人的に気になったデメリットをあげていきたいと思います。
製本のテキストがオプション
テキストはオンライン化されているので、紙の製本のテキストが欲しい方は別途費用がかかるんですよ……
費用はなんと、66,000円。
「たーーーーーーーーーーーかっ」て思いましたよね?
ただオンラインのやつを製本化しただけですよ。
紙のテキストが欲しいという方は一定数いるので、なんとかなりませんかこの値段……
まぁー紙で使いたいなら自分でダウンロードして印刷してってことなんでしょうけど。
ということで、紙のテキストが良いという方には痛手ですね。
答練がついて来ないから注意!
予備校の講座のパックにはだいたい答練と模試も付いてきますよね?
でも、資格スクエアでは答練と模試が付いてこないので、注意が必要です。
どうしても答練を受けたいという方で、値段を抑えたいなら伊藤塾の答練が安いのでおすすめです。
伊藤塾の答練については別記事を参考にしてみてください~
年明けの司法書士試験の答練を選ぶなら伊藤塾の演習コースがお得!【書士ろぐ】
オフラインで使えない
オンライン化されているので、オフラインで使えないという弱点もあります。
電波が繋がらない場所やスマホの通信速度が低速になったりしたら使いづらいかもしれないですね。
そうなるとやはり製本のテキストがあると良いとなってしまうんですよね……
資格スクエアの評判とは?
資格スクエアを実際に受けている方に評判を聞いたところ次のようなメリット・デメリットの意見が多かったです。
メリット
・スマホで一問一答が出来るのでいつでも解ける
・合う合わないはあるが、三枝講師の講義が聞ける
・ひな形がデータになっている
・六法が不要
・テキストがデータなので編集が自在
・三枝先生の講義は初学者でも分かりやすく、講義が楽しい
・三枝講師がすべき事を明示してくれて、やるとこやらないところを明確にしてくれる
メリット
紙テキストが別売で、高い
テキストのデータに直接リンクが貼れない
デジタルのテキストよりも製本テキストが良い
オフラインで使えない
予備校のオンライン教材のメリットを上げる方が多いのはもちろん、講師である三枝講師の講義が分かりやすくよかったとの評判も多かったです。
講師の相性は人によって違うので、必ず一度は無料講義を受けていただきたいのですが、さすが長年講師を続けている三枝講師の評判は良く、講義の質も担保されていそうです。
講師の評判が良いというのは予備校を選ぶポイントとして重要ですよね。
一方デメリットは、やはり紙の製本が別売りで高いとの声が多かったですね。
また、紙の製本の方が覚えやすいという意見もありました。
逆にデジタルでも覚えることができる人であれば紙の製本はいらず、その分かなり安く講義を受けることが出来るので、かなりおすすめの予備校と言えますね。
まとめ
資格スクエアについては名前しか知りませんでしたが、実際調べてみると評判が良くて、しかも激安で講座が受けれるおすすめの予備校の1つだということが分かりました。
大手予備校だと講座費用が高すぎて無理だけど、資格スクエアなら受けれるという方もいるはず。
独学で勉強するよりも予備校の講座を受けて勉強をした方が効率が良いのは確かなので、予備校の講座を安く受講できるなら良いですよね!
ぜひ予備校費用を抑えたいという方は無料講座などを受講して検討してみてください~